バカとつき合うな
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著者:堀江貴文、西野亮廣
徳間書店
この2人の著者の作品のタイトルだとしっくり来るところがありますが、普通に考えるとちょっと過激なタイトルですね。少しネタバレしますが、本書は対談形式ではなくそれぞれがテーマに沿って持論を展開していく形式でした。なので、対談を期待していた人はちょっと違うと思います。
いくつか自分もバカになっていたので、振り返ってみます。
「人の時間を奪うことに鈍感な人間が多すぎる」
(ホリエモン)
自分が時間を取られることに鈍感になるうちに、人の時間をとることにも鈍感になっていくこと。人の時間を奪うことに鈍感な人間が多すぎる。
はい。自分も他人の時間を奪っている人でした。けれどもそれ以上に、最近は自分の時間を奪われることにいら立ちを感じることが多いです。自分の作業に集中しなければいけない問にも質問に来る人があとを絶たないです。。
質問をしてくるのは困っているからっていうのもわかりますが、今すぐいる?って言うのがあまりにも多いです。わからなかったら質問するというのは当然必要なことですが、わからないのを何も調べず、考えずにとりあえず知っている人に聞こうとしているのではと思わされるような質問には正直うんざりします。
多分、読んでいる皆さんの周りにも多いと思います。みなさんならどうしますかね。自分の場合は最近は急ぎですか?って確認するようにします。多分、これがメンバーに浸透すると急ぎの質問以外は来なくなるし、実際、少しは減った気がします。
ただ、減ったっと知っても、あとで聞きに来てもらっても意味がなく声をかけられることにより集中していた状態が途切れることが一番やっかいなのです。
自分も質問に行くことはありますが、最近は急ぎではないものはメールやチャットで聞き、時間が立っても反応がなかったときにのみ直接聞きに行くようにしています。人の時間を奪わないようにね。
失敗さえも歓迎する気で、とにかくやってみる
(西野)
あなたが迷っているあいだに、やる人はやります。そして成功しても失敗しても経験値を得る。
失敗さえも歓迎する気で、とにかくやってみる。それを繰り返して、あなたは感の鋭い人になってほしいなと思います。
システムエンジニア・プログラマーの自分としてはこの言葉を自分や後輩に教えてやりたいです。というか、教えています。
業務やプログラミングを覚えようとするとき、本屋、資料、コードを読んで頭の中で考えて理解してから動こうとするとかなり出遅れてしまいますよね。
立場上、後輩や新人にプログラムを教える機会も最近は増えてきていますが、全然手を動かしていないんですね。プログラムで手を動かすって
- コード書いて
- コンパイルして
- テストコード書いて
- テスト実行して
- 問題があったらコード直して
- わからなかったらググって
- またコード書いて
ってのを繰り返します。けど、長い時間画面を見たまま、手が動いていない後輩が多いこと。。。
後輩にはとりあえず、コード書いてってお願いしています。エラーとかが出たらググって伝えています。うまくかけなくてもいいから、失敗してもいいからとりあえずやってみてって最近はお願いしています。失敗しても間違っていてもいいと思います。そういった経験値が積み重ならないとなかなか成長しないと思います。
自分にももっと手を動かせって言い聞かせていますが、まだまだです。
もっといっぱい書きたいことがあるんだが。。
ホリエモン、西野のそれぞれ自分が気になったところを引用して紹介しましたが、まだまだ書きたり無いです。それくらい、内容が満載です。
ただ、この本の考え方には賛同できないっていう人も多いと思います。けれどもそれでいいと思います。それだけ極端に尖った二人の言葉なので、賛否両方の意見が出るのは当然だと思います。
自分はこれからも変わって行こうとすでに行動中です。結果が出るかどうかはまた別ですよ。
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