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夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術

夫婦で年収600万円をめざす 二人で時代を生き抜くお金管理術 [ 花輪 陽子 ]

価格:1,430円
(2020/5/14 11:00時点)
感想(8件)

今回の記事では、部屋に溜まっていた本の断捨離(メルカリ)をしていたときに出てきた

「夫婦で年収600ま年をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術」花輪陽子著

を紹介します。

 

初版は2010年6月となっており、本自体少々古いですが、ダブルインカムについてのの良いことがここぞとばかり紹介されています。

もちろん独身の方が読んでも参考になると思います。自分もこの本を初版で買った当時は結婚どころか彼女もいない独身でした。。。(なぜ買ったんだろう。。。)

夫婦で年収600万円をめざす!二人で時代を生き抜くお金管理術

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感想(8件)

ファイナンシャルプランナーである花輪陽子さんの著書です。冒頭でも紹介したとおり、2010年6月が初版の本です。

本の中で紹介されている一部はすでに時代遅れになっているものも多くありますが、基本的な考え方は今でも変わらないと思います。

2019年、何かと話題となった老後資金2,000万円問題についても10年も前に必要ですと歌われている本書は先見の明があるかもしれませんねw。(まぁ、お金について勉強すると老後は年金以外にも必要な資金があることはすぐに分かりますが。。。)

この後、ネタバレを含みますので内容を知りたい方は上記のリンクからお買い求めくださいw

今でも通用するポイント

スマホが毎年進化するように、お金に関する情報も毎年のように変わっていきます。

そういった変化が激しい中でも、不変的な要素もあります。この本を読み直して今の自分がこれから見直そうかなぁと思った点はこの2つです。

  • 具体的なお金のルールを決める
  • 自由に使えるお金の考え方

少し細かく掘り下げますね。

 

具体的なお金のルールを決める

この本での一番の重要な点はお金のルールを決めることだと思います。この本の中では「花輪家のお金の8か条」が紹介されています。

  1. 生活費は収入の割合に応じて出すこと
  2. 二人で毎月7万円の積み立てをする
  3. おたがいに自分だけの財布を持ち、そこからの買い物には口をださない
  4. 年間30万円以上をおたがいの自己投資に回す
  5. 物を増やさない
  6. 浪費になる飲み会にはできるだけ参加せず、投資になる飲み会に参加する
  7. 二人の将来、仕事、お金について2ヶ月に1度話しあう。
  8. 夫のパソコン、妻の美容についての出費には極限までに目をつぶる

ちなみに夫婦で年収600万円で、「花輪家のお金の8か条」を適用すると、

積み立てに月7万円(年49万円)
自己投資に年30万円(年30万円)

合計79万円が貯蓄・投資に回ります。

夫婦で年収600万円とすると手取りは480万円くらいで、そこから投資分の79万円を引くと約400万円。本の中で紹介されていた光熱費月1万円(年12万円)・通信費月1.5万円(年18万円)を引くと約370万円。だいたい月に使えるお金は30万円となります。

30万円なら住む場所を含めて選択肢も広がりますね。しかも、積み立てにより、貯金(資産)も増えていくのでなかなか良いルールだと思います。うちの家庭も2.3.6.8.は取り入れていますね。個人的にはDINKSの場合、積み立てにはもう少し回してもよいのかなと思います。

 

ちなみに生活費については自分も結婚してからは奥さんと一緒に家計について話をして以下のルールを決めました。

  1. 家賃は自分(夫)が負担する。
  2. 生活費(食費、光熱費)は妻が負担する。
  3. (結婚後に購入した)車のローンは自分(夫)が負担する
  4. 上記の貯蓄とは別に自分(夫)が毎月3万円、夫婦共通の口座に入れる。

家計の負担はだいたい自分が奥さんの負担分の1.5倍位。収入差を考えてこの数字に落ち着きました。車のローンは車種の選択を自分がほぼ独断で決めたので、進んで負担しています。自分の小遣いというか自由に使えるお金から負担しています。

自由に使えるお金の考え方

収入をすべて使い切ってしまうと家計が回らなくなってしまう危険があるので、自由に使えるお金は予め決めておく必要があります。

この本を読み直す前の自分の自由に使えるお金の考え方は

(収入)ー(貯蓄・投資)=自由に使えるお金

としていまっした。この式で月々もしくは年間での収支がマイナスにならなければお金も貯まるしいいかなと思いっていました。

 

花輪さんの本では

(二人の手取り額)ー(貯金&自己投資)ー(今月の支払い) = 二人が自由に使えるお金

としています。

自己投資はいっときしていないことがあったので、少し反省しています。あと、毎月の支払い(固定費)についても予め計算式に組み込んでおくと自由に使える金額がより明確になってきますね。

 

こういった自由に使えるお金の額は貯金や自己投資、固定費を引いたものであることは10年前も今も変わりませんね。

チョット外してしまっているポイント

10年前にこの本を読んで今になって外してしまったなというのはこれでしょう

  • 住宅ローンで変動金利を勧めていないこと

ここ10年以上金利は上がる上がると言われ続けていますが、一向に上がる気配がありません。むしろ下がり続けています。

もちろんFPの立場としてリスクを見たアドバイスいなっていますが、こと住宅ローンについては読みが違ったようです。

金利の上下って本当に難しいなとしみじみ思った次第です。

まとめ

ちょと古い本でしたが、今読み直しても勉強になることはあります。

お金については学校や会社では教えてくれません。10年前に買っていくつか実践していることもあり、それなりにゆとりを持った生活を遅れています。

 

この本に限らず、お金の勉強はチョットはしたほうが良いですね。

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