20代後半から明確に意識して投資を始めましたが、40代になった今、あらためて20代、30代の自分に言ってやりたいことがあります。
「もっと投資しておけ!」って
20代から貯金じゃなく投資をしておけば、もっと利益出せてたよ!
Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像
自分が行なっているのはインデックス投資を毎月一定額を積み立てる積立投資です。
毎月の積立額は小さくとも、継続的に続けることで金額が大きくなっていきます。
積立投資を始めた当初から長らく貯金額と投資額の割合は6:4くらいの割合でした。30代後半からはこれを逆転させて4:6くらいにしています。
20代前半から貯金額と投資額の割合が、5:5くらいでも今、得られている利益は違ってきます。
コツコツ投資は時間をかけることにより複利効果もえられるので、20代から始めることで、その効果も存分に得られます。
20代ならこれから40~50年の期間を使えますが、40代だと20~30年となってしまいます。
複利って、長期投資をしている場合、後半の伸びが大きくなるので、10~20年のロスって結構大きです。
下の表を拡大してもらったらわかりますが、毎月1万円(年12万円)を積立投資したときの複利が出たときの一覧表です。5%、3%、1%、0.01%(銀行の金利)を並べています。
複利って長く続けたときのほうが効果が大きいので、10年目と20年目の差、20年目と30年目の差、30年目と40年目の差を見てもらえると投資は早く初めて長く続けることの意味がよく分かると思います。
ただ、実際は毎年5%ずつ複利で伸びていくことは無いですよ。ここは注意してくださいね。
20代の自分に言ってやりたいこと!
無駄遣いをやめておけばもっと利益出せてたよ!
20代前半の頃は車の購入に相当な額を使っていたので、その無駄を省ければもっと投資にお金を回すことができたはずです。
今の20代は車にはあまり興味がないようですが、20年くらい前はまだまだ車離れって言葉が出てきたような頃なので、車を買うのはよくありました。
車の購入は少なくとも100万単位での出費となっていたので、それだけのお金を投資に回していたと思うと残念で仕方がありません。
日常の細かな節約も大事ですが、おおきなかいものをするときにはどのくらいの維持費がかかるのかってのも考えることは大事ですね。
遊び呆けていた20代前半の自分に言って聞かせてやりたくて仕方がないです。
30代の自分に言ってやりたいこと!
相場が下落した(ギリシャショック)の時に弱気にならずに積立しておけばもっと利益出せたよ!
積立投資は30代前半から始めましたが、ギリシャショックの頃だったと思いますが、株価が急激に下がった時期がありました。
そのときに弱気になって積立額を減らすという今だと考えられないような行動に出ていました。
これも、2012年頃からの株価回復期に激しく後悔することになりました。
もちろん、投資は自分の負担にならない程度に行うことが前提です。
ただ、当時もそれほど負担にはなっていなかったにもかかわらず弱気になって毎月の積立額を下げたのは今からすると誤った判断だよって言ってやりたいです。
注意点として
投資は自己責任です!
生活に負担がかかる、ましてや借金をしてまでするものではないです。
少しでも貯金ができるのであれば、20代、30代前半(特に独身実家暮らし)なら貯金できる額の半分くらいは投資に回しても良かったと思います。
あと、先にも書いたとおり、毎年一定のペースで利益が出ることはありません。リーマンショックやギリシャショックなどを自分も経験しました。そういうこともあることはリスクとして予め計算しておきましょう。
生活防衛資金をためましょう!
投資を始める前には生活防衛資金(収入がなくても貯金やその他金融資産だけで生活ための資金)をためてから始めるのもおすすめします。というか、ためてから初めてください。
20代前半~30代前半だと半年から1年分を目処にためた後だともっと積極的に投資してもいいと思います。
1点集中しない!
投資先を1つに絞るのもNGです。
万一その投資先が破綻、もしくは、価格が急落した場合、多くの資産を失うことになります。これは世代にかかわらずです。
レバレッジを掛けない!
レバレッジをかけた投資をすると自分の資金の数倍〜10数倍まで多く投資することが出来ます。
FX投資なんかが有名ですね。
儲かれば利益もレバレッジがかかり普通に投資するよりも利益を得られますが、もし、価格が急落すると資金を一瞬で失います。最悪の場合、借金を背負うことさえあります。
こういったリスクは極力避けるほうが望ましいです。
ちなみに、自分も過去にFX投資でレバレッジをかけた投資をしていたことがありましたが、ギリシャ・ショックの時期にロスカットに合い、投資していた資金を失った経験があります。
40代からの投資って
結構厳しくなりますよね。
積立投資って時間をかけて複利効果を得ながら利益を膨らませるので、20代ならこれから40~50年の期間を使えますが、40代だと20~30年となってしまいます。
40代だと環境によっても投資に回せる額って環境によって大きくかわります。
独身でこの後も結婚する予定がないって人から、子供が大学に入って学費が大変になるって人まで様々です。
家庭があり状況だと当然投資に回せるお金を捻出することも厳しくなってきます。
40代になると職を失うと再就職するのも大変になります。40代から始めるなら本当に失ってもいい額で始めることをおすすめします。
まとめると
40代の今だからこそ20代、30代の自分に言ってやりたい。
「貯金じゃなくもっともっと投資しておけ!」って