Twitterの株クラ界隈では否定派の多い持株会。
自分は約20年、おなじ会社に勤めています。その期間とほぼ同じあいだ、持株会で自社株(正確には親会社の株)を購入しています。
持株会のメリット3選をさらっと紹介します。
持株会のメリット3選
持株会のメリットはこの3つです!
- 投資に慣れる
- 会社からの補助が出る
- 先取り投資ができる
これからメリット1つずつ紹介します。
1. 投資に慣れる
持株会を通じて投資に慣れるということは一番のメリットかなと思います。
いきなり証券会社に行って口座を作るよりも会社に紙1枚を提出するだけで始められる持株会は"簡単に始められる”という大きなメリットがあります。
私の会社だと社内システムで情報を入力するだけでOKです。書面の提出もいらないです。
持株会を通じて投資を始めると分かるのですが、株価は日々値動きします。
その日々の値動きを通して株価、自分が勤めている会社の評価がどういったことで上下するのかを経験として学ぶことができます。
自分の勤務する会社なので、業績が株価にどう影響するのか?というのも投資を勉強する最初の一歩としては悪くないと思います。
本や動画、セミナーで学ぶよりも実際に身銭を切って投資を強制的に経験を積むことができるのはメリットの中でも1番大きいですよ。
2. 会社からの補助が出る
持株会で株式の積立を行うと、会社によっては投資額に対して一定の補助が出ます。
例えば私の会社の場合だと、積立額に対して8%の補助が出ます。毎月1.5万円積み立てているので、会社からはその8%に当たる1,200円が給与に加算されて自社の株式購入の資金に当てられます。
会社によっては社員の積立投資額と同額の補助が出ている会社もあります。5万円つみたてたら5万円の補助。年にすると60万円の給与増。
貯金しても0.001%しか金利がつかない貯金よりかは効率が良いと思いませんか?
3. 先取り投資ができる
持株会ですが大抵の会社の場合、給与引き落としだと思います。
お金を貯めるときにはよく”先取り貯金”と言われます。お金を貯めるときに重要なのは
給料 ー 貯金 = 使えるお金
という式があります。
毎月の余ったお金を貯金にするのではなく、給料から先に貯金するのが先取り貯金です。
持株会を使うと上記の式は
給料 ー 持株会 ー 貯金 = 使えるお金
になります。先取り貯金ならぬ先取り投資ですね。
強制的に投資ができるのも持株会の大きなメリットです。
持株会のメリットまとめ
もう一度おさらいです。持株会のメリットは下記の3つです。
- 投資に慣れる
- 会社からの補助が出る
- 先取り投資ができる
もちろんネット証券でインデックス投資をするのも一つの方法です。
投資先の一つとして自分の会社を入れてみるというのもまた一つの方法です。
この記事ではメリットにのみ注目しましたが当然デメリットもあります。
次の記事ではデメリットについても書いてみます。
参考になれば幸いです。
※ちなみに、自分の場合長く続けていたこともあり現在は含み益が投資額よりも大きくなっています。10年くらい前はどん底で、かなりの含み損も経験しましたが。。。
※投資は自己判断で行ってください!!くれぐれもよろしくおねがいします。