毎年この時期は確定申告の準備をしていますね。
昨年はブログの記事にはしませんでしたが、もう10年くらい毎年確定申告を続けている気がします。
2021年分の確定申告での気づきを少し。
サラリーマンの私が確定申告をしている理由
私はサラリーマンなので、確定申告は必須ではないです。
そんな私が毎年確定申告をしている理由は下記のとおりです。
- ふるさと納税
- 医療費控除
- 配当控除
この3つは毎年確定申告することで税金をお得にすることができます。(厳密にいうとふるさと納税は返礼品をもらうことがお得なことなんですよね。住民税は安くはなりません。。。)
2021年はエンジェル投資に当たる投資を行ったので、エンジェル投資税制を適用することになります。
エンジェル投資税制
エンジェル投資税制とは
エンジェル税制とは、ベンチャー企業への投資を促進するためにベンチャー企業へ投資を行った個人投資家に対して税制上の優遇措置を行う制度です。 ベンチャー企業に対して、個人投資家が投資を行った場合、投資時点と、売却時点のいずれの時点でも税制上の優遇措置を受けることができます。
(中小企業庁のHPより抜粋)
とのこと。
エンジェル投資税制はベンチャー企業などの非上場企業に投資をすることで一定の税制優遇を受けられる制度です。
税制優遇は2タイプあります。<優遇措置A>、<優遇措置B>と2つあり、私は<優遇措置B>の適用が受けらます。
優遇措置Bは
■設立10年未満の企業への投資が対象
■対象企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できる→ 控除対象となる投資額の上限なし
となります。
優遇措置Bでの控除額は?
株式等の売買益からエンジェル投資で使用した資金を控除することができます。
私の場合、2021年は株式の売買益が20万円ほど。エンジェル投資での投資額は約10万円。なので、大体2万円ほどの還付を受けられます。
誰でも使える制度ではないですが、使える人は必ず申告するようにしましょう。私も数日前まですっかり忘れていました。
エンジェル投資は儲かるのか?
肝心のエンジェル投資ですが、私が2021年に投資した企業は今のところ投資家への還元ができるほどの業績をあげる段階には至っていません。
約10万円ですが最悪、なくなってしまう可能性もあるのかなと考えています。
注意が必要なのはエンジェル投資税制を利用できるから投資するというのは違うということ。
ベンチャー企業を応援するとたまたま優遇税制が受けられたというのが正しい流れです。
まとめ
2021年分の確定申告の準備はほぼできました。
今年はエンジェル投資税制を利用するので、それ用の入力の方法を調べたりするのが少し手間でした。
期限に遅れないようにあとは出すだけですね。
皆さんも遅れないように気を付けましょう。