ブログを運用はさくらインターネットのVPS(以下、さくらのVPS)を利用しています。
月々1,000円以下で始められ、administratorのアカウントも利用できますので、ブログ以外でも利用することができます。要はどんなことにも使えます。
ブログを運用する上でなぜVPSを選択するのか、また、VPSを利用するメリット・デメリットを紹介します。
さくらのVPSを選択する理由
自分がさくらのVPS選択したのは
- 自宅サーバの代わりに外からアクセスできるサーバを使い、サーバ設定や運用を勉強する
というのが一番大きな理由です。
システムエンジニアとして日々の勉強材料としてサーバの設定や運用をするというのはとても有効だと考えます。
しかし、自宅にサーバを立てるのはすごくハードルが高く運用コストも馬鹿にはなりません。
そういった問題を解決すべく自分はさくらのVPSを選択し、運用をしている次第です。
さくらのVPS選択のメリット
さくらのVPS選択のメリットです。
- 小さく始められる
- スケールアップが可能
- 他の用途でも使える
小さく始められる
さくらのVPSは最小構成だと月々685円(初期費用は別途かかる)で始められます。しかも、登録してから最初の2週間は費用がかからないので、VPS及びサーバの設定を最初の2週間で試してみて続けられそうであれば続ける。だめなら撤退ということも可能です。
WordPressでブログを始めるのであれば初期設定の解説手順も公開されていますので、そちらを参考に始めることも可能です。
スケールアップが可能
ブログを初めてアクセス数が増えたり記事の数が増えてくると最小構成のままではレスポンスが遅くなったり、ディスクが足りなくなったりといろいろ不都合が出てきます。
自分もWordpressでのブログ運用をするには最小構成では少し物足りないというか、レスポンスが悪いので、もう一段階スペックをあげようかと考えているところです。
スケールダウンはできないのですが、構成が不足してきたらスケールアップで対応できるというのもメリットですね。
他の用途でも使える
自宅サーバとかは本当に何でもできますが、VPSだとサーバのH/Wの管理はさくらインターネットに任せつつ実際のサーバOSを使っての運用が可能になります。
当然、利用するプランが提供するリソースが許す限りの使い方が可能です。
いろいろなアプリやサービスなんかを作ったときのサーバサイドの動作環境としても使えます。
VPS選択のデメリット
VPS選択のデメリットです。
- 初期設定のハードルが高い
- 運用に必要な知識/経験が求められる
初期設定のハードルが高い
初期設定手順は先ににも記載したとおりさくらインターネット側でもある程度のことは情報を公開しています。しかし、ある程度のリテラシーがないとなかなか手が出ないというのが正直なところです。
運用に必要な知識/経験が求められる
初期設定を行った後も運用を行うにはそれなりの知識が必要となります。
アプリのバージョンアップの定期的な実施だけではなくセキュリティ情報の調査や環境への反映なんかも必要になります。
アプリやサービスを公開する場合だとそれらがセキュアに作られているかどうかの検証なんかも必要になります。
このあたりのことはそれなりに勉強しないとなかなか手が出ないところです。システムエンジニアとして働いていてもこれらのことをすべてまとめて対応できる人ってそんなにいないと思います。これらをまとめて対応できればそれなりに食べていけるとは思います。
まとめると
サーバサイドの設定や運用を勉強するにはちょうどよい環境です。
ただし、初期設定や継続的な運用にはそれなりの知識や経験が求められます。そういった経験値を得るためにも、こういった環境を使ってみるのはいかがでしょうか?