最初に
【積立投資をすれば確実に資産が増えることを保証するものではありません】
【投資をする、しないの判断は自己責任でお願いします】
自分は積立投資を資産形成のための手段しておすすめしています。
投資をするためにはその元手がいります。積立投資のために月々どのくらい投資に回すのか、その額をどうやって捻出しているのかについて自分なりの考えをまとめました。
参考になれば幸いです。
先に1つ断っておきます。
この記事での積立投資は投資信託を毎月決まった額を購入する「ドルコスト平均法」の考え方に則って投資を行います。
購入する投資信託は分配金を出さない「インデックスファンド」を選択することを前提としています。この記事では特定の投資信託をおすすめはしません。
月々いくら回すのか?
自分の場合、生活費、小遣いを引いた残りの額のだいたい6割程度を投資に回すのが良いと考えています。貯金(投資)に回せる金額が3万円なら、18,000円、5万円なら30,000円、10万円なら60,000円を積立投資に当てるといった感じです。
生活費を除いた残りの6割というルールに従えば、生活レベル、ライフスタイルを大きく変えない限り、投資に回せる額は年々増えていくはずです。
投資に回さない貯金ですが、これも年々貯まった額は増えるので、貯金額が増えてくれば貯金に回す割合を減らし、投資に回す割合を増やすことも視野に入れてもいいと考えます。
しかし、自分の場合は貯金4割、投資6割の割合を維持するようにしています。理由として、余剰資金をすべて投資に回してしまうと「突発的な支出」と「リーマンショックのような大きな値下がり期」が重なったときに泣く泣く投資を売却せざるを得なくなるからです。
割合を変えるのは本当に余裕が出てきてからで良いと思います。
どうやって捻出するのか?
自分が投資のための資金を捻出するために実践していることはこの2つです。
・ 先取り貯金(投資) ・ ライフスタイルを変えない
先取り貯金(投資)
これはかんたんで、給料が振り込まれたタイミングですぐに生活費を除いた額、または、貯金(投資)に回すと決めた額を普段遣いする口座から、貯金(投資)用の口座に”自動で”回すようにします。
貯蓄用の口座に入れているお金は基本、投資または貯金用とし、特別な事情がない限り手を付けないようにします。
会社によっては給料を複数の口座に分けて支払ってくれるところもあります。自分が勤めている会社も第2口座まで登録できます。毎月の給料のうち、第2口座に貯金(投資)に回す額を振り込み、残りを生活費用の第1口座に入れてもらうようにしています。
先取り貯金(投資)で重要なのは”自動で”というところです。
人って意思が弱いので、どうしても欲しいものがあったりすると手元にあるお金を使ってしまいがちです。そういった問題を排除するたためにも”自動で”お金を貯金(投資)用の口座に移すことをおすすめします。そして貯金(投資)用の口座に入っているお金は投資目的以外に使わないことを徹底します。
ライフスタイルを変えない
ライフスタイルを変えないとは、社会人になって最初の数年で生活のレベルを固定化し、以降は、そのライフスタイル、生活レベルを維持する(上げない)ようにすることです。
自分の場合、20代後半から転勤を何度か繰り返し、住居にかかるお金がある程度抑えられていたことも1つの要因ではありますが、年齢、役職が上がっても基本的なライフスタイル(生活レベル)は変えていません。また、生活レベルは変わらない(上がらない)ように気をつけています。
生活レベルを上げるとことは容易ですが、下げることはなかなか難しいようです。
なるべく20代のうちに月々の給料だけで生活ができるようにし、その生活レベルを維持すると、仕事で実績を上げていくに連れて給料が上がり、その分の使いみちを広げることができます。
まとめると
社会人になったら最初の給料でやりくりできるように生活を組み立て、以降はそのレベルを維持する。貯金ができるようになったらその額の6割程度を積立投資に回す。
というふうになります。あと、投資を始めえる前には月々の生活費の半年〜1年分の貯金確保しておくこともおすすめします。これについてはまた別途。
投資はあくまで自己責任でお願いします。
投資は楽天銀行、楽天証券で始めることをおすすめしています。