投資

#新社会人へ 40過ぎたおじさんSEからのメッセージ

4月1日から新年度が始まります。

今の会社に入社して丸17年。4月から18年目を迎えるおじさんSEが新社会人(新人SE)に送るメッセージです。

  1. 給料の範囲でやりくりする
  2. できれば一定額を積立貯金する
  3. 更にできれば貯金から一定額を投資に回す
  4. 勉強を続ける

1.給料の範囲でやりくりする

要は借金をしない。

これから長い人生を会社の給料でやりくりしていくことになります。

給料の多い少ないは人それぞれですが、変わらないのは給料の範囲で暮らしていくことです。社会人1年目に掴んだ生活のペースがそれ以降のベースになります。最初が肝心とよく言います。

最初に掴んだ生活のペースは今後の長きに渡る生活のベースになります。また、給料を全額使うという生活にしてしまうと貯金をしようとしたときには生活のレベルを下げる必要が出てきます。生活のレベルを上げるのは簡単ですが、下げるのは用意ではありません。

無理の内容、給料の範囲で暮らす事ができるようにそれぞれのペースを作ってください。

2.できれば一定額を積立貯金する

貯金はあるに越したことはないです。貯金額はその分、自分のゆとりとなり、将来に渡って選択の幅を広げる際の礎ともなります。

新社会人の方にお伝えしたいのは、貯金は

給料 - 使った額 = 貯金 (余った分を貯金)

ではなく

給料 - 貯金 = 使える額 (給料から先取り貯金)

というように考えることです。

「給料−使った額=貯金」だと1ヶ月であまりが出ないと貯金にお金が回らないということになります。お金をためて心のゆとりをもつためにも毎月一定額を給料から積立貯金をすることをおすすめします。

積立貯金をする際には便利な制度は使いましょう。自分がやってよかったのは「財形貯蓄」と「給料の第2口座への振込設定」があります。

財形貯蓄

財形貯蓄には

  • 一般財形
  • 住宅財形
  • 年金財形

の3つがあります。基本的に給料から自動で引き落とされて、財形をはじめるときに申請した金融機関の口座で積み立てられます。

財形のメリットは「引き出すのが容易ではない」ということです。金融機関の口座で管理されますが、引き出す際には会社を通しての手続きが必要となり、これがあしかせとなり積み立てているお金をかんたんに使うことがなくなります。

また、会社によっては積立支援金として積立額に対して一定の支援金が出たりもします。(自分の場合、住宅財形の場合、積立時に積立額の3%が会社から補助されました)

3つの財形にはそれぞれの特色がありますが、それについてはググってみてください。

給料の第2口座への振込

努めている会社によっては給料を複数の口座に分けて振り込むことができます。

自分の勤めている会社では2つの口座に分けることが可能です。なので、自分はすぐに第2口座の登録を行い、最初は2万円(大体支給額の10%)を第2口座に振り込み、残りをメインの口座に振り込むようにしました。2年目以降、給料が上がれば上がった額分を第2口座の積立に回すようにしています。現在では第2口座に回す額がメイン口座に回す額を超えるようになり、毎年かなりの額を貯金と投資に回せるようになっています。

第2口座への振込制度がなくともお金を貯める口座は分けておくと良いと思います。おすすめはメインバンクは都市銀行、サブバンクはネット銀行という組み合わせ。メインとサブは逆でも良いですが、都市銀行とネット銀行にはそれぞれメリットがあるので、両方を持っていても損ではないと思います。

 

いずれの制度も勤める会社によりあったりなかったりしますが、会社の制度は有効活用することをおすすめします。

3.更にできれば貯金額の一部を投資に回す

こちらは貯金に比べたら強く押すものではありません。

貯金ができるようになり、「1ヶ月の生活費の数カ月分」たまったら、できたら1年分くらいが溜まってからでも良いかもしれません。

ただ、2019年4月現在では銀行にお金を預けていても金利はほとんどつきません。

投資を始めるなら、最初は損がでても良い金額から始めることをおすすめします。例えば1,000〜10,000円位で。おすすめは日経平均に連動するインデックスファンドです。これだと毎日価格に変動があり、世の中の流れを知るトリガーになって良いです。これ著名なインデックス投資家のおすすめ方法で、自分も激しく同意できる内容なので、紹介しました。

自分はすっかり低コストのインデックス型の投資信託を中心に積立投資を行っていますが、過去にはFXやアクティブ型の投資信託で損を出したこともあります(失敗談はこちら)。

でももし、少しでも投資に興味があるのなら最初は少額でも良いので、証券会社の口座を作ってそこで投資を始めてみてください。

ただし、投資は自己責任でお願いします!!

4.勉強を続ける

自分はシステムエンジニアとして今でもプログラミングにも取り組んでいますが、勉強の必要性はこの歳になっても変わらず感じています。むしろ、若いときよりも記憶力は落ちてきているので、より一層の努力が必要になります。

一緒に働く会社のメンバーやBP(ビジネスパートナー)のメンバーを見ていても、勉強をしている人とそうでない人とでは差がはっきりとわかりますよね。

自分もまだまだ勉強不足を感じており、これからあと25年は働くことを考えるとますますいろいろなことを身に着けないとって感じています。

 

学校を卒業したら勉強時間が極端に減るようですが、少なくとも周りのエンジニアを見ていても少しでも勉強すれば食べていくいは困らないと思います。大半のエンジニアは勉強していないので、仕事の中でえられる知識しか持ち合わせていないです。

また、自分は業務多忙により30代後半に勉強する時間をとることを怠ったことを今ではすごく反省と後悔しています。

 

後悔は後からしか来ません。

 

若いうちから常に新しいことに興味を持ち、勉強を続けていってください。

まとめ

これから長く働かないといけなくなります。お金は仕事ができなくなったときや仕事がなくなったときの支えになります。勉強することで自分の技術を磨けばたとえ入った会社がブラックであったときでも新たな会社を探す際の力ともなります。

無理をすることはありませんが、まずはこれくらいから始めてみませんか。

 

 


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